奈良県 百名山


大台ケ原の紅葉 令和3年10月24日

大台ケ原の紅葉 令和3年10月24日写真動画

今日は大台ケ原です。先回てんくらではAでしたがビジターセンターの天気は曇りの予報でしたので延期にしました。今回はてんくらがA、ビジターセンターは快晴の予報になりました。福井を4時に出発、8時ごろに駐車場手前1.5kmに着く。側道に多くの車が駐車している。嫌な予感がする。駐車場に向かつて進むが戻って来る車がいる。道路に誘導員が何人も配置している。確信しました。間違いなく満車だと。駐車場に入る。百台以上は入る駐車場が埋め尽くされていた。引き返して側道に停めることにした。駐車場から1.5kmの地点で車を停める。駐車場まで緩やかな道路を登っていく。8時40分ごろ登山道に入る。予定より40分オーバーしてしまう。青空の下、気持ちいい木漏れ日の登山道を歩く。やがて坂道になる。登り切ると展望のデッキがある。熊野灘が一望です。頂上の日出ヶ岳に向かう。急な階段を登っていく。階段の先には真っ青な空が広がっている。頂上には展望台がある。展望台からは360度の大展望です。大峰山脈、熊野灘がさらによく見える。空は青空。最高です!日出ヶ岳を下り、白骨林に向かう。緩やかな木道を登っていく。クマ笹に覆われた草原が目の前に広がる。草原の海原の所々に立ち枯れした木々が立っている。以前来た時の木々はもっと白かったと思ったのだが、今日見た木々は灰色になっている。 年々色が変わって朽ちて行くのでしょうか?幾何学模様的な木道の階段を下りていく。正木ヶ原に着く。ここにも展望デッキがある。ここからは白骨林の全体が見渡せる。 尾鷲辻の東屋で昼食です。牛石ケ原に着くと大勢の登山者が昼食を取っていた。大蛇ぐらに向かう。金網状の橋を渡ると多くの登山者が順番待ちをしている。あと数十メートルだが全く動かない。戻ってきた登山者に聞くと1時間待ったそうです。時間が無いので戻ることにした。シオカラ谷に向かう。急峻な坂道と書いてある。すぐに終わるので大したことは無い。吊橋を渡ると今度は登り返しです。階段だ!急な階段を登る切ると平坦な登山道に変わる。そして最後の急な石段です。これもそんなに長くはないので大丈夫だ。登り切ると駐車場につく。朝から相当時間が経ったので車も少なくなったかな?とも思ったら全く気配がない。満車状態です。それも側道の駐車も全く少なくない。さらにどんどん車が上がってくる。こんなに凄い山だったのかの思い知らされてしまった。 今回は車の多さに驚き、登山者の多さにびっくりした山行になりました。 もし、次回チャンスがあるとすれば、紅葉の時期は外した方が良いかも。


大台ケ原 29年8月27日

大台ケ原 29年8月27日写真動画

どうしても行きたかった大台ケ原の大蛇嵓(ぐら)、スリル満点の絶景、360度の眺望の日出ヶ岳、大台ケ原を象徴の正木ヶ原など見所満載の山行です。
4時福井を出て、北鯖江で2人を乗せて出発です。吉野からは初めての道です。国道169号線は綺麗な道です。眼下に北山川を望みながら登っていく。伯母谷ループの橋とトンネルを過ぎて、県道40号線に入る。道が狭い。対向車に気を使いながら登っていく。やがて尾根に出ると、素晴らしい眺望になった。近畿の屋根、大峰山系がハッキリ見える。いい天気だ!やがて大台ケ原の駐車場に着く。すでに沢山の車が停まっている。8時15分頃到着。支度を整え日出ヶ岳に向かって出発です。綺麗に整備された平坦な道です。トウヒとウラジロモミの樹林帯を進む。ようやく坂道になる。石段の坂です。登りきると展望台がある。熊野灘が一望です。思わず息を呑む美しさです。大台ケ原の最高峰の日出ヶ岳は左手に見えた。長い木道の階段を登る。展望台が見えてきた。立派な展望台です。登ってみると360度の眺望です。東側には熊野灘、志摩半島、尾鷲湾、西側に目をやると大台ケ原の駐車場、その奥は近畿の屋根、大峰山系の山並み、南側は正木ヶ原への階段が見える。もう素晴らしい眺望です。階段の木道を下り、正木ヶ原への木道を登る。伊勢湾台風で立ち枯れになったトウヒが素晴らし。正木峠から正木ヶ原へのなだらかな木道を下ると目の前が開けてくる。イトザサの平原に立ち枯れたり倒れたりしたトウヒが異様な光景を醸し出している。自然の力に驚かされるばかりです。大台ケ原を象徴する景色を作り出してしまった。木道を下りて行く。神武天皇像のある牛石ヶ原に着く。段差にある石畳みの登山道を利用して昼食です。そしていよいよ大蛇嵓です。登山道から逸れて大蛇嵓に向かう。岩場になってきた。大岩の横を過ぎ岩を登り、橋を渡ると岩がせり出している。大蛇嵓だ!大台ケ原最大の絶景、垂直800mの断崖絶壁。岩の両端が丸くなっている。さらに少し下っている。転落防止の柵もしてある。進む人と戻る人がすれ違う時、緊張が走る。先端に着く。絶景です。スリル満点。振り返ると恐怖でよつん這いになっている人もいる。途中で止める人もいる。高所恐怖症なら止めた方がいい。戻って登山道にでる。シオカラ谷まで下りです。河原に出た。吊橋を渡るとここから1.4km駐車場まで高低差200mを一気に登ります。ここが大台ケ原で一番きつい登りでした。12時45分駐車場に着く。
帰りはホテル杉の湯の日帰り温泉でゆっくりです。
大台ケ原、天気に恵まれ最高の山行になりました。